今、日本骨髄バンクでは、患者さんと提供者さんは2年の間に2回までの手紙の交換が認められています。(かつては1年の間に1回という時期もありました。)しかし移植後2年というと、患者さんはまだ合併症で苦しんでいたり、手が震えて手紙が書けなかったりする方も多くいます。元気になったら手紙を書こうと思いながら日々生きることで精一杯で、いざ手紙を書こうとしたらすでに2年を過ぎてしまっていたという方もいらっしゃいます。提供者さんも、今患者さんは大変だから手紙だしていいのかなと思いながらも、手紙が来たら返事を出そうと思っていて時期を逸した方もいらっしゃいます。
私たち「あいち骨髄バンクを支援する会」は、もう手紙を書けなくなってしまった患者さんの「もし今手紙を書くとしたらどんな手紙になるのだろう」という単純な思いから今回のイベントを企画しました。移植後もしくは提供後 2年以上経ってしまうと、もう直接お礼や感謝を述べることはできません。でも私たちが接している患者さんや提供者さんは、何年経っても「今を生きていること」「どこの誰だか分からないが命を救うお手伝いが出来たこと」を常に感謝しながら生活しています。そんな思いをみなさんと共有し、骨髄バンクの本当の役割を知っていただきたいと思います。
なお、一般の方はWEB参加のみとさせていただいています。
イベントでお手紙を紹介できるのは、おそらくいただいた数のごく一部になってしまうかも知れません。そのため、全文を冊子にしたり、パネルにしていろいろなところに展示をする企画も一緒に考えています。
実際に骨髄バンクを介して移植または提供された方に対してのアンケート調査を行い、その結果もイベント内でご紹介する予定です。(アンケートURL https://forms.gle/rRsTixsNwnmJkW6i8)
※ 当初は大きな会場を借りて一般の方も参加していただく予定でしたが、コロナ感染第8派の影響も考慮し一般参加はWEBのみとします。
メールの表題を「イベントWeb参加申し込み」として、本文に「1.参加したいアドレス、 2.氏名、 3.属性(患者、患者家族、ドナー、ドナー家族、その他(その他については、一般、ボランティア、医療関係者等をご記入ください)
後日記入されたアドレスにzoom接続用URLをお送りいたします。(定数を超えた場合は、その旨記載したメールをお送りいたします。)